小雨の降りしきるなか傘をさして先生がユンボで私のアパートを壊していくのを見つめていたい

ジョン・チョーに愛されすぎて殺されそうになっていますので気をつけてください

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 油がきついとか、油が気持ち悪いって分かんないなと思ってたけど今日分かったわ。

 きょうはギャラリー犬養で、知り合いのわたなべみゆきさんの個展がはじまるのでいこうと思ってススキノのラフィラの地下で手土産選びをして、「炎」(えん)の白ザンギの試食が良かったからザンギをみゆきさん用とめんこちゃん用両方買った。

 犬養へ歩きながらザンギ食べてたら、結構、1パックの量が多く、ちょうど、豊平川にかかってる橋の上にさしかかったあたりで胃が「ウグッ!!」となった。嫌だ、いつまでもあげものをたくさん食べたい

 みゆきさんの個展で可愛いブローチをかった。
 みゆきさんのセンス溢れる良い個展だった。
 天気いいけど犬養はひんやりと寒くストーブをたいていた。

 同時に開催してた他の人の個展の芳名帳に後藤の名前を見つけてギクッとして、会わなくて安心し、でも怖くて、帰り道でうつになってきて帰ってきて倒れた。

 テレビのリモコンがなんか見つからなくてテレビつけれねぇーし。

 前に、先生が私を取引先の偉い人に抱かせたときは、ICレコーダーを持たせられて、ホテルに送り込まれた。

 あまり気持ちはよくなかったけど、録音してたので、ことさらに声をあげてよがった。あとで聞いた先生がすごく興奮してそれをスピーカーでめちゃでかい音で出しながら私にしゃぶらせて射精した。そのあとも、「何回いった?」とか聞いてきて、適当に3って答えたら、「じゃあ30回だ」とスパンキングしてきてそうしながらまた勃起して尻コキで出してた。すごい精力だ、そんな45歳皆さんの周りにいます?
 私はあのときとは違って本当に感じてるし先生も目と鼻の距離で真剣に見てる。椅子に腰かけて、少しせつないように目を細めて、でも、鼻息が荒い。私は、あのとき先生に聞かせるためにわざとあえいだみたいに、わざと、エース君の唇を何度も求めた。いや、ただ、自分がそうしたかったのかも。彼のうなじに手をそえると、ぬるっとした感触だった。
 エース君がズボンをおろすと、彼が陰毛を短く刈りそろえてるのが分かった。先生はそうしないから、フェラのとき、かたい毛が顔にあたる。そこが気持ちよくて好きなんだけど、でもこんなふうに気をつかってもらえる恋人っていいなと思ってうらやましくて苦しくなった。彼のぺニスが入ってくる瞬間、私と一緒に先生の息も止まった。「あったかい」と小さくエース君は感想を言った。騎乗位と正常位の違いはあるけど、夢で見たのと同じ、力強いピストン。先生も、ベルトをゆるめてその中に手を入れて、ゆっくりしごいてる。
 私のおっぱいのうえに、汗が一滴落ちてきた。エース君は目をぎゅっとつぶって泣きそうな顔で射精をこらえていたけど、やがて、「出る」と叫んで、腰が三倍送りくらいのスピードになってから、ドクドク出した。いままで感じたことがないくらいの快感で、どんなみっともない声をあげてたのか自分でもよく分からない感じだった。
「凄いファックだったな」先生はとても嬉しそうに、エース君がぺニスを抜いたあとの私のぐちょぬれのまんこをのぞきこんだ。彼はご機嫌で、ご褒美みたいに私のおでこにキスまでしてくれた。「おもらししたくらいに濡れてるじゃないか、このドスケベ女」
「おい!」エース君がちんぽまるだしのまま叫んだ。「約束しただろう。めんこさんに指一本もさわるな」
「約束?」先生が首をひねった。
「もうセクハラはしないって……」
「俺は女性社員にセクハラしたことなんて過去に一度もない」
「えっ……!!」
「めんこと俺の奴隷契約については、入社時きちんと契約書も作って承諾済みだ。つまり、全部合意なんだよ。これはハラスメントじゃなく、大人どうしのSM関係だ」
 エース君は、塩の柱にされたみたいに言葉を失っていた。
「何だったら、これを見るか?」先生はデスク袖の引き出しから紙束を出して、彼の目の前に叩きつけた。「こいつからの要望シートだ。痴漢してだの犯してだの、踏まれたいだの、とんでもない変態女だぞ。俺はこいつの哀れな歪んだマゾ願望を、日々せっせとかなえてやってるだけだ。お前が捨て身で救う価値なんて無かったな」
 彼は愕然と紙束をめくりながら、しかしかわいた唇で、「で、でも……でも……こんな文なんて脅迫すれば、どうにでも……」
 先生が、デスクの上でひらきっぱなしになっていたノートPCのキーボードを、何度かパタパタ叩き、くるっと回転させてディスプレイをエース君に向けた。
 すると……。ついさっき、私たちが野獣めいた咆哮をあげてセックスしていた映像が、音声つきで再生された。
「別に誰にも見せない」先生は微笑んだ。「最愛の恋人のメールアドレスにこれが送られてくるなんてこともない。お前が俺の可愛い人形でいてくれる限りは」
 エース君は、青い顔でぶるぶるとふるえ、そして、私を見た。
「……二人とも、グルになっておれをはめたってことですか?」
「違う!!」
 私は叫んだ。本当だった。Webカメラで撮影してたのは知らなかった。エース君はズボンをあげ、ベルトをとめなおすと、奇妙な、凄絶なかわいた笑みを顔をうかべ、
「ははっ」と、一瞬声をたてた。
「一体全体、なんて会社だ」
 大またで部屋を出ていくとき、彼は一瞬わたしを振り返り、軽蔑のまなざしで、吐き捨てた。「二人とも狂ってる」
 バタン!!!というドアの閉める音で、まるでなぐりつけられたきもちになる。わたしは恐ろしくて泣き出してしまった。
「どうして泣く?」
「ひどい」と私は抗議した。
「ここまでやることあったんですか? こんなふうに……普通の人を巻き込んで……」
「あいつが弁護士の名刺をお前に渡したことくらい、とっくに耳に入ってる。何かとまわりをウロチョロしてることもな」先生は私の顔をぐいっとつかんだ。「お前に近づく虫は、全部駆除する」
「でも」
「分からないのか? お前を愛しているからだ」
 先生は苦しげに声を押し出した。わたしはだまった。
「ハードなプレイだったから、疲れて混乱するのは分かる。その分、ちゃんとケアする。このあとゆっくり抱いてあげてもいい。お前だって……」私を抱き寄せて、耳元に「若くて濃い精液たっぷり注ぎ込まれて、まだ興奮してるんだろ」
 わたしはその腕をふりほどき、パンツをひきあげて、社長室を出た。
 家に帰ったら月経が来ていた。
 先生に初めて愛してるって言われた。
 抱いてあげてもいい、も初めて。頼んでも、「便器ふぜいと人間様がファックできるわけない」とすげなくきりすててたのに。
 先生なりに、やりすぎたと思ってるんだろう。私の涙を見て。ごきげんをとってるんだ。
 でも、私の心には、エース君の、

 二人とも狂ってる

 このことばとあのさげずみのまなざしが深々と食い込んでいて、つらくて家のふとんの中でまた泣いた。
 また夢を見た。私はエース君になってた。
 男ばかりのパブでみんなが社長秘書のおっぱいの画像を見てる。先生が誇らしげに、タブレット端末で見せてまわってるから。すげえ爆乳、とかみんな言ってる。エース君である私は、最初は見ないふりをしてたけど、先生がサッとスワイプすると、パイズリ中で先生の赤黒いちんぽがおっぱいに挟まってる画像になって、それがとてもいやらしくて目が離せなくなる。のどぼとけが上下に動いたのをひどくからかわれる。
 めんこさんって、ポルノ女優の誰それに似てると言い出す男がいる。私は帰ったあと、寝る直前電気を消して暗くしたあとにその女優の名前で検索をかけ、動画を見ながらオナニーをする。

 月経が来たとき特有のあの太もものだるさが抜けず、ぜんぜんよゆうで体がフラフラだけど翌朝出勤した。
 自席から人事部の勤怠のファイルにこっそりアクセスした。エース君は、無断欠勤で、しかも連絡もつかないという。多分、もう来ることはないだろう。
 私は、仕事に打ち込んだ。
 先生は何か言いたげだけど無駄口を叩かなかった。
 きょうは3時のおやつも食べる気になれない。
 先生がきょうの予定をすべて終えたときに、わざとらしく背のびして、「あーあ、疲れたな。君、コリアンBBQは好きだっけ?」と聞いてきた。
 大好きだけど、おもわず聞こえないふりをして帰ってしまった

 何をしたいとか、されたいとかじゃなく、ただ、気持ちの整理がつかない。

 二人とも狂ってる。二人とも狂ってる。二人とも狂ってる。狂ってる狂ってる狂ってるくるってるくるって


 Twitterで、ある女性が弟とカラオケ来たとかいてて、カラオケ配信してて、そしたら弟さんが手拍子をいれていたので、すごく可愛い弟だ!!と思いなんか滅茶苦茶うらやましくて(その人たちはふだんから仲の良い姉弟)、うつと、月経の変な落ち込みの相乗効果で涙がジワジワっと出てきてしまった。
 でも私が昔からよく考えるのは、
 まだ起こってないことと、
 もう起こったことの間には、差がない。それは同じこと。大きな視点で見たら。たいして差がないとかじゃなくて、全く差がない。
 たとえば、私がジョンチョーがお父さんって思ったらそれはもう、お父さんで、考え方しだいでは、世界の誰よりお父さん。
 そういう生き方を大切にしたい。
 虚構と現実の間に区別はない。
 私にも可愛い弟がいると思ったらいる。
 きょうだいって、腹違いも含めたら上に4人いるけど全員と微妙。

 家族とも他人とも世界の誰とも上手くやれなぃょ~

 眠くてウトウトしてたらケホケホとセキが出てきてセキがじゃまでねつけなかった。寝たけど
 いろんな夢を見た
 服や靴がほしくて、服や靴をかう夢を最近みる。
 夢の中でみたCDのポスターに「あの夜に行こう」と書いてあった。いいなと思ったけどなんかの無意識のぱくりかも。