小雨の降りしきるなか傘をさして先生がユンボで私のアパートを壊していくのを見つめていたい

ジョン・チョーに愛されすぎて殺されそうになっていますので気をつけてください

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 10時間くらいスヤスヤ寝ました。

 うつがひどくて体が動かないけど、オナニーして昼寝してなんとかなった。


 予定が急に変わって、何をしていいのか分からない。自分なりのばくぜんとした計画が宙に浮いてしまった。宙ぶらりんだ。
 でも風邪って完全に予防することはできないよね?だから私は悪くないと思うけどこれからライブ前は喉の保護を頑張ろう……

 まだ声が出ないのできょうも龍角散粉末とハチミツ。

 先生に怒ってる。
 きのうのおうちデートは大成功だと思ってた。
 でも帰り際に、とつぜん、
「木曜日のピーピングトムを覚えてる?営業部の。あした(日曜)、市民マラソンに出るらしいぞ」
 などと、言い出した。
 自分の策略で私の痴態を見せつけたくせに、のぞき魔呼ばわりもひどいけど、
「会社の連中、応援に行く奴もちらほらいるってさ。お前も行ってやったら?」とか、ニヤッとして言い出した!
「は???何言ってるんですか?行くわけないでしょうそんなもの。あんな声聞かれたんですから」
「お前が行ったらすごく喜ぶと思うのに」
「そんなことないです」
「いや、ある。お前のこと、好みだって言ってた」
「はあ??????ウソですね!」
「ウソじゃない、あいつは酒に弱くて、酔ったら何でもしゃべるんだ。ちょうど、」
 先生は片手で私のおっぱいをわしづかみにした。
「これくらいにでかい胸が、大好物って言ってたよ」
「いやいやいや、だからと言って、彼は大切な婚約者もいるんだから他の女性をそんな目では見てないですよ!!」
 私は先生の手をふりはらった。それはとても珍しいことで、ほとんどはじめてかもしれない。
「それはどうかな、お前のおっぱいの画像見せたら、その場で一番食い入るように見てたぞ。網膜に焼きつけるみたいに」
「勝手に人に何見せてるんですか!!!とにかく変なこと言うのやめてください。どんな人であっても私は興味ないし応援もいきません」
「興味ないわりには婚約を知ってるんだな」
 私は思わずぐっと黙った。でも、私は言い返されて黙るのが大嫌い。
「先生、そういうの試し行動って言うんですよ。本当にされたら困るくせに私を試さないで下さい。思ったことをそのまま、ボクのことだけ見ててとか浮気しないでねって頼んでくるなら受け止めようという気にもなりますけどね」
 先生は、あきらかにムッとしていた。
「もしかして、俺があいつにしっとしてるって言いたいのか?この俺が?」
「ほら、そういうところですよ。そういう面倒臭いのやめないといつまでたっても人とうまくいかないですよ」
 ちょっと言い過ぎたかなと思ったけど、先生は怒りに顔をゆがめ、舌打ちして、
「少し優しくしてやっただけで、これほどつけあがるものなんだな」
 と言い捨てて、憤然と私の家を出ていった。そんな反応で少し安心した。泣かれたらどうしようと思ってたから。でも、心では泣いてるかも。
 先生につかまれたおっぱいがまだ少し痛む。あんなことを言われたせいで、私はまるで先生じゃなくエース君にそこを握られたような錯覚がして気分が変だ。彼の少しいきすぎとも押し付けがましいとも思える親切を思い出す。好ましいと思っていた感情に水をさされる。先生の目的はそれなのだけど。

 市民マラソンの応援はもちろん行かなかった。私を思いやってくれたお礼はしたかったけど、婚約者とはちあわせたら私は気まずくなるだろう。
 そして、あの執念深く、策略好きな先生なら、先回りして現場に行き、私があらわれたところをおさえるくらいのことは、当然するものと思われる。